今日のニツクはこんな感じ。
はい、まずは植毛手術241日目のニツクから。
今日はお風呂上がりに写真を撮ったのですが、
ちょっと乾かし方が甘かったので、湿った状態です。
いわゆる、今流行りのシースルー前髪になっています。
それ女性の話だから…
あらそう…
ヘアバンクに貯毛しとく?
いや~、またすごい技術が生まれましたね~。
毛包を預けることのできる、ヘアバンクですって。へー。
イギリスのHairClone社が構想&運用開始するとのこと。社名がまんまで覚えやすいね。
英語が得意な方は、ホームページをどうぞ。今資金集めてるみたいです。
ヘアバンクとは?毛包を保存できるの?
簡単に言うと、毛包を将来のために凍結保存しておけるよ!しかも培養できるよ!という技術らしい。
まだ髪の毛が若くてイキイキとしている状態のうちに摘出しておいて、
必要になるまでは保管しておく。
そして将来ハゲてしまったときに、保存しておいた毛包を培養し、
植毛できるよ~!という…
ヘアバンクは卵子凍結保存に似ている。
これ、すごく似ているものがあるんですが…
卵子凍結保存ね
まさにそれ。卵子凍結保存。
卵子って女性が生まれたときには体内に200万個あるんですが、どんどん減っていきます。
しかも、その体内に存在する卵子は、年を重ねるごとに老化していく。
40歳になれば、卵子も40歳。
染色体異常も増えて、受精しても着床しなくなったり、流産したりする。
つまり、妊娠率がぐんと下がってしまう。
妊娠の確率は、一般的に20代で34%、40代になると10%以下に下がると言われています。
そもそも20代でもそれほど高くない妊娠率でびっくりなんですが、
40代になれば、その確率は10%、つまり全然妊娠しなくなるんですよね。
まぁ、それが老化であり、自然の摂理というもの…
下記のグラフは女性原因だけではなく、男性原因も含まれた妊娠率ですが
これだけ老化で妊娠しづらくなるという話ですよね。
画像:心配だからこそ知っておくべき 妊娠・出産の正しい知識 〜妊娠適齢期から考えるライフプラン 全4回②【妊娠率と流産率編】
でも、たとえば20代のときに仕事が忙しかったり、結婚は先になると判断したりした場合、
なるべく早くに若い卵子を凍結保存しておくことで、
将来体外受精を行ない、妊娠する可能性は圧倒的に高まるそうなんですよ。
ちなみに、精子凍結保存もあります。
老化だけでなく、たとえば男性がガンになってしまった場合、
抗がん剤治療や放射線治療を受けると精子に影響が出てしまうため、
治療を始める前に精子を採取しておくんです。
それを、将来のために保存しておくという話。
これって、まさにこのヘアバンクと同じ理論だと思うんですよね。
将来のために、現在の健康な状態の自分の一部を保存しておく。
いや~、すんごい未来を感じますね…
ヘアバンクの費用は?毛包保存ハウマッチ!?
もちろん、費用は結構かかるようです。
この費用が曲者ですよね~。
費用によっては受けたい!と思えるし、
そうでない場合は、たとえ技術があっても非現実的と判断せざるを得ない…
ちなみに、卵子凍結保存の場合は
凍結保存するまでに検査&摘出手術で25~80万円くらい。
1年保存するごとに、1個の卵子で1万円かかるのが相場です。
すんごい高いんだけど、不妊治療では結構メジャーで、やってる人が多い印象。
ニツク夫婦はやらずに妊娠したよ♪
精子の場合は、凍結に3万円、1年保存で3万円。
その他診察料が必要かと思いますけど、結構安いですね。
あと、精子が出なくなる人の場合は、直接精巣から摘出するんですが、
その場合は手術代が20万円くらいかかるようです。
つまり卵子同様、手術が必要な場合は高いということなんだろうな…
で、ヘアバンクの場合はというと…
最初の施術に2500ポンド(約37万円)
+1年保存するごとに100ポンド(約1万5000円)
+植毛施術料(未定)
+メンテナンス料(未定)
ですって。
うーん、やっぱり高い!!!
まぁ卵子凍結と同様、摘出&保管系はやっぱり高いという印象ですね…
植毛のほうが割安だし現実的…
これ、どうしてもニツクは植毛と比べてしまうんですが…
植毛の場合、2000株植えて80万円ですよ?
たとえばそれって、ヘアバンクの場合、
20歳の記念に保存しようと思い立ったとして、
最初の施術にとりあえず37万。
40歳に入り、もう植えるしかねぇ!となったら、
保存料がすでに30万円かかってるわけですよね。
この時点で合計67万円…
しかもこの後、植毛という施術があるわけですが、
その施術費用に関しては、まだ公開されてないんです…
多分、多分ですが、
13万(合計80万円)で済むわけないよね?
ヘアバンクはメンテナンスが必要…
しかも、なんとびっくり、
ヘアバンクはメンテナンスが必要なんですって、奥さん!
一応言っておくと、ヘアバンク・システムは1度手続きをすれば完了という類のものではない。保管してある毛包を利用するにはいくつかの手順を踏まねばならず、その都度結構なお金がかかる。
たとえば、きちんと髪をふさふさに保つには、年に3~5回ほど治療を受ける必要がある。
引用:ハゲきる前に毛包を摘出して保管、培養して頭皮に戻す。将来に備えた髪の保険「ヘアバンク」が運用開始に(イギリス)
あーなんかやっぱり非現実的に思えてきた…
ハゲたときにサクッと手術したほうが絶対いい…
ないわ…メンテと追加料金ほどイヤなものないわ…
植毛の場合は、後頭部に髪の毛がボーボーに生えているのが条件ですけど…
じゃないと移植できないので。
まとめ。自分のヘアバンクを生かせ!!
どんなにハゲでも、後頭部だけはハゲません。
それを前や上に持ってくればいいんです!
後頭部の毛根は、前に植毛してもハゲません。
AGAの影響を受けない後頭部、
そこが自分のヘアバンクなんですよ。
というわけで、やっぱり
ヘアバンクは今のところ考える必要なし!
自分のヘアバンクで十分!
という結果が出ました。おしまい。
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